■ はじめに覚えることは
■ 表作成の考え方
■ 一覧表作成(セル選択)
■ 一覧表作成(書式設定)
■ 一覧表作成(罫線)
■ 一覧表作成(表示形式)
■ 一覧表作成(数式と関数)
■ 一覧表作成(データ操作)
■ 一覧表作成(マクロ)
■ 一覧表作成(条件付書式)
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一覧表の作り方
セルの書式設定には、文字配置や罫線など表作成には欠かせない機能があります。中には滅多にど使わないものもありますが、知れば知るほど表現力が豊かになり、Excel操作全体のスピードアップにもつながります。
[4]セルの書式設定
セルの書式設定のダイアログボックスを表示させる方法は、ツールバーやリボンから入る方法と、セルを右クリックする方法の2通りありす。
Excel2003ではツールバーの書式からセルと入ります。
Excel2007では、リボンのホーム タブ(赤角)からダイアログ ボックス起動ツール(赤丸)を押して表示ます。
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セルを右クリックしたときのダイアログボックス(Excel2003左とExcel2007右)
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セルの書式設定の機能をコマンド ボタンとして並べたものがツールバーとリボンです。
Excel2007では、ホーム タブのフォントグループ(上図赤枠)とセルの書式設定ダイアログ ボックスのフォント タブが対応しています。配置グループ(青枠)は配置タブ。数値グループ(緑枠)は表示タブです。ツールバーとリボンにから操作するのが基本ですが、コマンド
ボタンでは十分でない場合があります。その場合はダイアログ ボックスを使います。
隠れているコマンド ボタンを表示するときに、ツールバー オプションを押します。
[5]行、列の追加・削除
セルの書式設定とともに、行・列の追加、削除は表作成の折によく使います。下の図は、3行目と4行目の間に新たな行を追加(挿入)しようとしているところです。
行番号4を選択し、グレーに反転した範囲内で右クリックするとダイアログ ボックスが現れます。(セルの書式設定とは表示内容が少し違います。)グレーゾーンを外れ白いセルを選択すると、別の範囲を再選択した事になりますので、必ずグレーゾーンを右クリックです。
挿入を選ぶと、4行目に新たな行が挿入されます。挿入前の4行目は挿入後、5行目になります。行削除の場合は、ダイアログ ボックスから削除を選択します。
列を追加する場合は、列番号(A〜IV又はXFD)を選択してから、グレーゾーンを右クリックします。
挿入後は、1行上(1列左)の書式がコピーされます。4行目に挿入した場合は、3行目の書式をコピーして新たな4行目ができあがります。H列に挿入する場合は、G列の書式をコピーします。挿入後、挿入オプション(ボタン)で書式をクリアすることができます。
Excel2003では、セルを選択しメニューバーの挿入から行(又は列)を選ぶ方法で挿入することもできます。(上図ではA5セルを選択後、挿入しようとしています。)
Excel2007では、ホーム タブのセルグループから挿入を選びます。行や列、シートを削除する場合はセルグループの削除でおこないます。
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左図は、Excel2007のセルグループの書式は、表を整えるときの必須アイテムです。列幅の自動調整は、入力されている文字に合わせてセルの幅を自動調整します。
上図は、Excel2003の列幅自動調整です。セル範囲を選択し、選択範囲に合わせる、にするとExcel2007同様、各セルそれぞれ、入力されている最大文字幅に自動調整されます。
この辺の操作は、2003と2007でかなり操作手順が違います。右クリックから入れば違和感なく使えるでしょう。
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●セルの書式設定を使って、表見出しを整えます。
@見出し範囲を選択し、ツールバー(リボン)から中央揃えショート カット ボタンを押します。(図1)
Excel2003は下図。2007では、ホームタブの配置グループです。
図1 文字の中央配置
Excel2007の中央配置コマンド。
AD2〜H2セルを選択し、塗りつぶしの色パレットからインディゴを選びます。(図2)
図2 セルの塗りつぶし
BD2〜H2セルを選択したまま、フォントの色パレットから白を選択します。(図3)
図3 フォントの色を変える
CB2〜C3セルを選択し、Ctrlを押しながらI2〜L2セル(図4薄いグレーの範囲)を選択します。セルをペールブルーで塗りつぶします。(図4)
図4 離れたセルの選択
D各セルへの配色が終わったら、最後に4行目のデータ項目見出しの文字を25%灰色して目立たないようにします。
図5は、行番号4をクリックし、行全体を選択しています。
図5 行全体を選択
E行番号4の上で右クリックし、ダイアログ ボックスを表示します。そこから挿入を選ぶと選択した行の上に1行追加されます。(図6)
図6 行の挿入
Fセルの書式設定ダイアログ ボックスを使うと、配色も一層豊富になります。
D3〜H3セルを選択し、右クリックでセルの書式設定ダイアログ ボックスを表示しました。ここでは、パターンを使って色を混ぜることにします。はじめに、図7のように基本になる色を選択します。
図7 セルの書式設定から配色
G図8のように、パターンが50%灰色と白を選択すると、Fの基本色に対して50%程度白が混ざった色になります。
図8 パターンを使って配合
塗りつぶしの色パレットは、Excel2003とExcel2007とでは異なります。2007の配色パターンはページレイアウト タブから、配色を選ぶと変えられます。更に、2007では塗りつぶし効果でグラデーションも使えます。
図9 Excel2007の配色パターン
Hセルの書式設定を使って見出し項目ができあがりました。次第に表のイメージがわいてきました。これに罫線を付ければ完成です。
図10 見出し塗りつぶし完成
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